こんにちは麒麟です。
日本株、米国株を中心に高配当銘柄にひたすら投資し続けています。ここでは、おすすめの高配当銘柄を独断と偏見で選んでみましたので参考にされてください。
おすすめの高配当銘柄
日本株おすすめの10選とその理由です。基本的には減配リスクの低い業績の安定した銘柄を選定しています。
銘柄選定のスタンスは以下の通り。
・配当利回り:4%以上(税引き前)
・株主への還元意識の高さ:株主への利益還元をHP等で公言している
・直近5年間の業績と増配傾向:業績良好で減配無し
このスタンスで10銘柄選定しました。一部例外はありますが、気にしないで下さいね。
なお順番に特に意味はありません。
日本たばこ産業(2914)
JT(日本たばこ産業株式会社)は日本専売公社のたばこ事業を引き継いで1985年に設立されました。国内で時価総額19位の超大手企業です。
主要株主の1/3を財務省が占めるという他の企業には無い大きな特徴があります。
・配当利回り:7.24%(11/13時点)
・配当性向:89.6%(2020年)
・国内たばこ事業の独占が認められる特殊性の高さ
・世界人口増の傾向により、海外需要は今後も増加傾向
・株主優待はJTグループの加工食品(ご飯、レトルトなど)
JTはたばこ事業法により、国内の葉たばこの全量買取契約が義務付けられている一方で、煙草製造の独占権が認められています。
https://kirin-kabu-life.com/jt-2020/
オリックス(8591)
オリックス株式会社は大手総合リースです。リースの他にも不動産、クレジットなどを幅広く手掛けています。
・配当利回り:5.13%(11/13時点)
・配当性向:47%
・10年連続減配無し
・株主優待のカタログギフトが魅力的で、保有年数によりグレードアップ
20年度は配当金を維持(76円/1株当たり)していますから、配当性向は当然の様に上がります。それでも配当性向も36.4%のため、配当余力も十分に残しています。
https://kirin-kabu-life.com/orix-2020/
三菱商事(8058)
三菱商事は7大総合商社の一角で、時価総額は伊藤忠商事に次いで第2位の大手商社です。資源、機械、食品、化学に強みがあります。
・配当利回り:5.38%(11/13時点)
・配当性向:98%
・2021年までの連続増配方針を宣言
・株主優待は無し
三菱商事は、2018年に発表した「中期経営戦略2021」の中の4つの骨子の4番目の項目で掲げています。
つまり2021年度までは増配し、2021年度は1株当たり200円とすることを公式に宣言しています。
https://kirin-kabu-life.com/high-dividend-rate-stock-mitsubishi-corporation/
三井住友フィナンシャルグループ(8316)
株式会社三井住友フィナンシャルグループは三井住友銀行や三井住友ファイナンス&リースを傘下に置く持ち株会社です。その名の通り三井グループと住友グループの両方に属します。
三菱商事と同様に累進増配方針を宣言する高配当銘柄です。
・配当利回り:6.18%(11/13時点)
・配当性向:65%
・累進増配を宣言
・株主優待は無し
https://kirin-kabu-life.com/mitsui-sumitomo-fg-2020/
三菱UFJフィナンシャルグループ(8306)
三菱UFJフィナンシャルグループは、言わずと知れた国内最大の民間金融グループです。銀行、証券、信託、カード、リース等が事業内容となっており、北米やアジアへの海外進出も順調に進んでいます。
・配当利回り:5.61(11/13時点)
・配当性向は58%(2020年3月)
・自己株式買いが積極的で株主還元意識が高い
・株価低く出来高が高いためキャピタルゲイン狙い銘柄としても適任
資金があまりない時にキャピタル狙いでちょこちょこ売却益を得ています。
https://kirin-kabu-life.com/mitsubishi-ufj-fg-merit/
KDDI(9433)
KDDI株式会社は電気通信事業者で、日経平均株価とTOPIX Core30の構成銘柄の一つです。通信キャリア「au」ブランドがお馴染みで、NTTドコモ、ソフトバンクと国内3大キャリアの一角を担います。
2020年度は増益、トヨタと業務提携、5Gと好材料が多く、菅ショックによる下落からも株価が回復しています。
・配当利回り:3.86%(11/13時点)
・配当性向:43%
・2002年より18年連続増配中
・不況に強いディフェンシブ銘柄
・株主優待のカタログギフトが魅力的で、保有年数によりグレードアップ
KDDIは株主優待も魅力的で、今後の増配も十分に見込めることから、持っていて損は無い銘柄です。
https://kirin-kabu-life.com/kddi-2020/
日本電信電話(9432)
大手3大キャリア「ドコモ」を運営している大手通信会社です。NTTドコモを公開買付けにより買収したことでも話題となりましたね。
・配当利回り:4.03%(11/13時点)
・配当性向:43%
・不況に強いディフェンシブ銘柄
・株主優待はdポイント
ソフトバンク(9434)
ソフトバンク株式会社はソフトバンクグループの一角を担う電気通信事業者です。通信キャリア「Softbank」ブランドがお馴染みで、NTTドコモ、KDDIと国内3大キャリアの一角を担います。
・配当利回り:6.82%(11/13時点)
・配当性向:81.7%
・不況に強いディフェンシブ銘柄
・株主優待は無し
https://kirin-kabu-life.com/softbank-2020/
サムティ(3244)
サムティ株式会社は、不動産賃貸、投資家向け収益マンション及びホテルの開発・販売を手掛ける総合不動産会社です。サムティグループと呼ばれる独自のグループを形成しています。
・配当利回り:4.69%(11/13時点)
・高配当では珍しい2.8月配当
・配当性向は30%前後で配当余力も十分
・REITを絡めたサムティ独自のビジネスモデルに強み
・株主優待はビジネスホテル、リゾートホテルの無料宿泊券
ここ5年間の業績は右肩上がりで、配当性向も非常に低水準で今後の増配も大いに見込める銘柄です。
このコロナ禍でも安定して業績を伸ばせている理由としては、REITを絡めたサムティ独自のビジネスモデルにあります。
https://kirin-kabu-life.com/samty-2020/
積水ハウス(1928)
積水ハウス株式会社は、戸建&賃貸住宅事業、マンション事業などを手掛ける総合ハウスメーカーです。
配当利回りは4.58%(11/9時点)と上場企業の中では高利回りの部類に入り、配当性向は40%前後と極めて安定的で、配当余力も十分あります。
・配当利回り:4.37%(11/13時点)
・高配当銘柄では珍しい4.10月配当
・配当性向は40%前後で配当余力も十分
・株主優待は新米コシヒカリ(5kg) ※1000株以上保有
まとめ
以上おすすめの高配当銘柄10選でした。まとめると以下の通りです。
こうしてみて見ると日本たばこ産業(JT)の配当利回りの高さは頭一つ飛び出していますね。
需要のまだまだあるたばこ事業とは言え、配当性向は96%ですので、業績が悪化すれば減配もあり得ます。
いずれにせよコロナ禍で株価がここ数年比較で下がっていますので、余力があればアフターコロナで仕込んでおきたい銘柄ばかりです。
ぜひ参考にされてください。
※あくまで個人的見解ですので、投資は自己責任でお願いします。