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日本電信電話(NTT)(9432)の株価・銘柄分析。DX、5G期待で今後の伸び代の十分の高配当通信大手

 こんにちは麒麟です。

2020年9月にNTTドコモを完全子会社化し、来るDX(デジタルトランスフォーメーション)、5G戦線に向けて体制を強化している日本電信電話(NTT)。

 通信銘柄は菅政権の政策に大きく影響を受ける銘柄でもあり、NTTとしても格安プランのahamoを打ち出して経営戦略の立て直しを図っていますね。

 言わずと知れた国内通信最大手の日本電信電話についてご紹介します。

NTTは国内通信最大手

 日本電信電話株式会社(以下NTT)は、通信事業を主体とするNTTグループの持株会社です。

 国内通信大手3社(NTT、KDDI、ソフトバンク)の一角です。

KDDI:株主優待が魅力

KDDI(9433)は高配当&増配が見込まれる優良ディフェンシブ銘柄!5Gや他事業開拓で収益性高いKDDIは利回りが3.65%と高配当で配当性向も40%前半と配当余力をまだまだ残しています。また通信業は参入障壁の高い分野で、通信料金という固定収入があることが大きな強みがあり、コロナショックでもびくともしない収益体制が魅力的です。...

ソフトバンク:3社では配当利回りが最も高い

ソフトバンク(9434)は大手キャリア3社の中で最も高利回り!ソフトバンクは利回りが6.16%と高配当ですが、目を引くのは配当性向の高さ。ソフトバンクは配当性向が80%を超えており業績が順調に伸びなければ増配が期待できない状態です。...

 持株会社は通常経営機能のみを持つ場合が多いですが、NTTは世界屈指の研究開発部門を持っていることでも知られています。

 そのため持株会社としてはかなり大規模です。

 また、政府との連携も密であり、日本電信電話株式会社に関する法律(NTT法)に基づき、NTTの株数の1/3を日本政府が保有しています。


NTTはDX(デジタルトランスフォーメーション)を強力に推進

 そんなNTTですが、中期経営戦略では、顧客&自らのDX(デジタルトランスフォーメーション)の推進、人・技術・資産の活用の大きく3つを柱として掲げています。

引用元:NTT_HOME>株主・投資家情報 >経営方針 >NTTグループ中期経営戦略『Your Value Partner 2025』

 DX(デジタルトランスフォーメーション)とは、IoTやAI等のデジタルテクノロジーを活用して、ビジネスプロセスを創造&構築することを指します。

 DXとは言わば企業経営の在り方を抜本的に変革することです。これだけだと何のことかイマイチぴんと来ませんよね。


 事例を挙げると大手ECのAmazonなんかがDXの最たる成功例だと思います。

 Amazonは元々書籍のネット販売事業からスタートしていますが、本の在庫状況や価格などの情報をデジタル化し、世界中どこにいても欲しいものがスマホやパソコン1つで簡単に手元に届く仕組みに「変革」させました。

 「本は本屋で買うもの」という常識を根幹から覆したわけですね。

 しかも本だけでは無く衣類や食料品、家電など、生活に必要なものは何でもスマホ一つで入手できます。

 他にも日本マクドナルドもこのコロナ禍で飲食業ながら過去最高益をたたき出していますが、これもDX推進の成功例ですね。

 NTTは強みである5Gなどのデジタルテクノロジーを駆使して、企業のDXを強力にサポートすること、そしてNTT自身もDXを推進し競争力を高めることを中期経営方針としています。


NTTの配当金と業績

 NTTの配当利回りは3.81%(1/4時点)と上場企業の中では高い部類に入ります。また、配当性向も40%と配当余力を残しています。

 まずは配当金です。

 21年3月期は1株当たり100円の予定で、これで10期連続増配中です。そして何より1985年以降30年以上にわたり減配していません

 すばらしいの一言ですね。

 通信インフラの参入障壁の高さによる長年の強力なキャッシュフローが配当を支えています。

 さらに自社株式取得も毎年数千億円レベルで実施していることも、安定した配当支払いを可能にしています。


業績と配当性向

 次に2016年からの業績と配当性向です。

 固定電話網の独占、携帯・光回線の高シェア、さらに通信業界という参入障壁の高さにより極めて安定した業績です。

 コロナ禍でもあまり影響を受けていないディフェンシブ銘柄ですね。

 懸念材料としては、菅政権の通信料値下げ方針によるKDDI、ソフトバンクとの通信プランの価格競争でしょうか。

 NTTもahamoという格安プランで応戦していますが、今後の価格競争にも注目したいです。

株価

 過去5年間の株価の推移です。

引用元:YAHOOファイナンス

 ここ5年間は2400円前後で推移しています。2020年8月に株価が大幅に下落しているのは、菅政権発足による通信料値下げ方針発表によるものです。

 この時は株価が200円以上落ちているため、政府政策に敏感に反応する銘柄といえますね。

 ただ、これだけ高配当・増配銘柄ですので、株価は気にせず長期保有すれば良いと思います。


株主優待はdポイント

 NTTの株主優待はdポイントです。権利確定月は3月末です。

優待内容獲得株数獲得条件
1500ポイント100株以上保有期間2年以上
3000ポイント100株以上保有期間5年以上

 保有期間2年以上というのは、例えば2021年3月末に買って2023年の3月末の権利確定まで保有することを意味します。

 保有2年目5年目にそれぞれ1500、3000ポイントの計4500ポイントが貰えます。

 dポイントは楽天ポイントやTポイントの様に使えないお店は無い程メジャーなポイントのため、貰えると嬉しいですよね。

 ドコモユーザーであれば、通信料金の支払いにも充てることができます。

 まあ毎年貰える訳では無いため、おまけ程度に考えておけば良いと思います。

 貸株を考慮するとNISAで100株だけ保有していたい銘柄です。

【2021年度】NISAで保有したい銘柄。配当利回り重視?株主優待重視?NISAでは配当利回りが高い銘柄、増配銘柄、長期保有で株主優待のグレードアップ条件がある銘柄の中からバランス良く選択し保有すべきです。...

 貸株と保有期間優待銘柄は二律背反のため、うまく使い分けましょう。

まとめ

 NTTは業績が長年安定しており、今後もDX、5G関連で成長が期待できる銘柄です。

 以下まとめます。

・配当利回り:3.81%(2021/1/29時点)

・業績が長年安定しており、DX、5G関連で今後も成長期待

・30年以上減配無しの強力なキャッシュフロー

・株主優待はdポイント(連続保有2、5年目)

 DXはAmazonや日本マクドナルドの様に、企業経営を抜本的に変革する可能性を秘めています。

 世界と戦う日本企業の競争力強化に大きく貢献してくれることを期待し、保有し続ける方針です。

 NTTは最近株価が上がってきているものの、コロナ禍+菅政権発足のダブルパンチで以前よりは手が出やすいと思います。

 アフターコロナで仕込んでおきたい銘柄ですね。

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