投資スタイル

楽天証券の貸株サービスがおすすめ。塩漬け株を有効活用できるが、貸株金利の高さで銘柄選定は危険

 保有する株式を貸し出すことで利息を得ることができる貸株。持っている株式を売買する予定が無ければ保有する株式を有効活用することができるため、魅力的な仕組みに見えます。

 私も貸株で利息を得ていますが、保有権が証券会社に移ってしまう、証券会社が万が一倒産すると返ってこない、などデメリットがあることも事実です。

 この記事では、貸株のメリット・デメリットと、貸株の賢い使い方をご紹介します。

貸株の需要は空売り

 そもそも貸株という仕組みが何のために存在するかというと、投資家や機関ファンドが空売りをするためです。

 空売りとは、投資家が株式を証券会社から借りて、売りから取引を始めることが出来る仕組みです。

 空売りは高い時に売って株価が落ちた時に買い戻すことで、利益を出すことを目的とします。

貸株のメリット・デメリット

 貸株のメリット・デメリットをまとめました。

メリット

塩漬け株を有効活用できる

 塩漬け株や非NISA株で長期保有する株式は、基本的に持っているだけで働いていない株式で貸株金利を得ることができます

 基本的に下落見込みの株式は貸株金利が高い傾向にあるため、売るに売れない株式を有効活用することができます。

長期保有予定の株式で金利が得られる

 配当金狙い、非NISA株式で金利が得られるため、ただ保有するだけの株式で金利を稼ぐことができます。

 貸株金利は貸している株式の時価総額に金利がかかるため、時価総額が高い程金利は多くなります

 どうせ持っているだけの株式だったら働いてもらいましょう。

デメリット

証券会社が倒産すると株式は返却されない

 貸株の一番のリスクと言えます。楽天証券など大手証券会社で貸株すればリスクは低いですが、こればかりは0にはならないですね。

保有日数にカウントされない

 貸株をすることは、証券会社に保有権が譲渡されることになるため、株主が保有していることにはなりません。これは、株主優待のグレードアップのの条件で、「保有年数○○年以上」という銘柄については注意が必要です。

金利は低い

 一部の空売り需要のある銘柄を除き、金利は0.1%(年間)程度です。銀行に預けるよりはマシですし、ただ保有するよりは金利を稼いでくれた方がありがたいですが、あくまで気休め程度です。


貸株の有効活用方法

 貸株の特徴が分かったところで、貸株の有効活用例をご紹介します。

株主優待で保有年数によりグレードアップする銘柄

 楽天証券などの一部の証券会社では、貸株数を指定することができます。この機能を使えば、「100株を除いて貸株をする」という設定も可能なので、保有年数をカウントしながら貸株金利を得ることも可能です。

 例えば、オリックスの場合100株以上を3年以上保有すればカタログギフトが大幅にグレードアップしますので、100株除いて貸株することで株主優待の取りこぼしを防ぎながら貸株金利を得ることができます。

オリックス(8591)は連続増配は10期でストップも優良高配当&増配銘柄。株主優待も魅力20年度は配当金を維持(76円/1株当たり)していますから、配当性向は当然の様に上がります。それでも配当性向も36.4%のため、配当余力も十分に残しています。コロナショック後に業績が再び上昇すれば増配も見込めます。...

 貸株については、楽天証券が金利優先、株主優待優先など細かく設定ができるのでおすすめです。

 楽天証券での貸株の詳細はこちらで紹介しています。

証券会社はどう使い分ける?高配当日本株&米国株ETFに投資し続けるスタンスの場合日本株&米国株の高配当銘柄への投資スタンスの場合は日本株は楽天証券、米国株はSBI証券がおすすめです。...

まとめ

 貸株のメリット・デメリットをまとめます。

メリット

・売る予定が当分無い株式で金利を得ることが可能

・塩漬け(値上がり待ち)株式を有効活用できる

デメリット

・NISA口座で保有している株式は貸株不可

・証券会社に保有権が譲渡されるため、保有したことにならない

金利は低いため大きく稼ぐことは期待できない

 ただ保有する株式を有効活用して小遣いを稼ぎましょう。

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