こんにちは麒麟です。
高配当&増配株に月最低5万円をひたすら株式やETF、REITに投資し続ける生活を送っています。
配当収入を大きく育てていくためには、ある程度まとまった投資額が必要です。その投資額を捻出するためにサラリーマンであればひたすら働き続け、株式に投下していく期間がどうしても必要となってきます。
私も正にこのフェーズにいるわけですが、当然1年2年で到達できる訳では無いため、半ば先の見えない状況にモチベーションを維持することが難しく感じる時もあります。
同じ様な投資スタンスの皆さんは、日々の仕事に対するモチベーションをどう維持していますか?
この記事では、配当収入を増やす目的で投資し続ける上で、仕事のモチベーションの維持について考えてみます。
仕事の位置づけは何か
仕事に対する考え方や価値観は人それぞれですよね。仕事に対する考え方は、以下の様に分けられるのでは無いでしょうか。
①仕事に生き甲斐を感じるタイプ
仕事が楽しくてお金が後から付いてくる
②将来の経済的安定のため今を犠牲にして働くタイプ
将来の安定のために今努力する
③生きるためにやむを得ず働いているタイプ⇒最も避けたい
今を生きるために働かざるを得ない
③は最も避けたいタイプです。心に余裕が無くなり八方塞がりの状況に陥ります。①は正直投資や副業が必要ないある意味理想的なタイプですよね。上に上がる人は大抵このタイプだと思います。
私は入社当初①でありたいと思っていました。社会人になったからには入った会社で出世し高い給与を得たい。そのために目の前のハードワークをこなす過程で自身の成長につなげたい、と考えていました。実際仕事も楽しさを感じる部分もあったので。
そのため独身時代は朝から晩まで働き(今もですが)、休日も会社に出勤してプライベートを犠牲にし、自身にとってプラスになることは何でもやっていました。
また、私の会社は典型的な年功序列なので、給与が上がる前提で少しでも昇給を早めるための努力をしていました。
確かに年々昇給はしていますので、その目標は達成出来ているかもしれません。
ですが、結婚し家庭を持ち、マイホームも購入して住宅ローンを組んだ時、自分自身に何かあった時に家族を路頭に迷わせるリスクがあることを再認識しました。
もちろん生命保険には加入し有事の際のリカバリーは出来ますが、結婚、マイホーム購入を機に、年々仕事でも業務量と責任が増す中で、仕事と家庭の両方で重責を担っていることを身に染みて感じる様になってきたのです。
正直独身時代には感じることがありませんでした。
仕事一本だとリスクが高い
そんな仕事でも家庭でも責任を感じる様になってきた中で、会社での給与だけで生き抜くことのリスクの高さに気付きました。
良く考えてみると、給与所得一本だけで住宅ローンを組み、生活費を稼ぎ続けることはリスクの観点で正気の沙汰ではありませんよね(それでもローン組みましたが 笑)。
住宅ローンはある意味退路を断っている様なものです。
入社当初は希望と不安を胸に充実した会社生活を送ってきましたが、仕事では職位が上がり、家庭でも背負うべきものが出てくると、複数収入源を持つことの重要性を身に染みて感じる様になってくるわけですね。
高配当&増配銘柄にひたすら投資し続け、配当収入による不労所得を得ようと考えたのもこのためです。
仕事は投資のための手段
今は入社当初のどんどん昇格したい、という思いからはうその様に③の「生きるためにやむを得ず働いている」感が不思議と芽生えてきました。
これだと仕事が重荷になりとにかく面白くない。
なので心のよりどころを配当収入に寄せる様になったと共に、仕事は投資のため原資を得るための手段と割り切る様になりました。
この心の持ちようになると、投資=将来に備える、精神的安定を得るために働いていることになり、自分を守る、家族を守るための(大袈裟ですが)アクションとなり仕事のモチベーションが上がります。
まとめ
社会人は特に会社で中堅ポジションになってくる、家庭や住宅ローンを組むと責任が重くなってきます。
以上をまとめると以下の通りです。
・社会人として中堅ポジションになる
・結婚して家庭を持ち住宅ローンを組む
・上記2点による精神的負荷を軽減すべく投資を拠り所にする
・拠り所にするために「仕事は投資のため」と割り切る
・割り切り心の余裕が生まれ、仕事のモチベーションUPに繋がる
ほんとにこんなにうまくいくのか?と思われる方もいると思いますが、配当金投資をこんなロジックでやっているよ、という一例として参考にして頂ければ幸いです。