こんにちは麒麟です。
1.2月の米国小型株ブームも過ぎ去り、4月は景気回復期待からGAFAM、ハイテク、ヘルスケアなどに資金が流入しています。
今年に入って資産増加にブーストを掛けるべく米国小型株への投資をメインとしてきましたが、3月以降は苦戦を強いられています。
そしてサラリーマンの傍ら、ボラティリティの大きい小型株を複数抱えることに、精神的な負担もあります。正直おちおち夜も眠れないです 笑
こんな投資スタンスだと長続きしないと感じ、投資スタンスを大幅に変えることにしました。
全世界の経済成長の恩恵を受けられる投資スタンス
ここ半年で最も感じたことが2つあります。1つ目は世界中の資金が成長が期待される市場へ移動すること。そして、資産を増やしていくためには資金が移動する市場にポジションを取ることです。
ここ最近の例で行くとGAFAM、ハイテクなどのS&Pをメインとした銘柄。
そして、2つ目はS&P500などのインデックス投資に勝るものはないということです。
1.2月は小型株だと数週間でダブルバガーとなる銘柄が数多くありました。NIO、EHなどの中国株は特に株価が暴騰しましたね。
しかし、それらの銘柄に上昇局面で都合よく乗ることは難しく、反面EHなどの様に数か月で株価が1/4程度に暴落する銘柄を引いてしまうと、資産は増えるどころか激減してしまいます。
そんなリスクを抱えることは精神衛生上よろしく無いですし、私生活への影響も0ではありません。
では、資金が移動する先にポジションを取る(銘柄を保有している)、S&P500など成長し続けるインデックスと同等あるいはそれ以上のパフォーマンスを出す。
それを可能とする手段は投資信託&ETFであると考えます。
世界の経済成長の恩恵を受ける
・資金が移動する先にポジションを取る
・S&P500など成長し続けるインデックス投資をする
とはいえ今まで続けてきた日本高配当&増配株への投資は、日本円で配当が入ること(為替を気にしなくていい)、日本株ならではの株主優待があることから、規模を縮小して継続しようと思います。
日本:先進国(米国メイン):新興国=2:6:2でリバランスする
世界中の経済成長の恩恵を受ける、と言ってもやはり世界の経済成長の中心は米国(S&P500)です。アメリカの比重を高めつつ、今後急成長は望めない日本を2割、米国メインの先進国を6割、中国・インドなどの新興国を2割とし、ポートフォリオをリバランスしていきます。
この2:6:2は感覚です。根拠はありません。
ですが、まずは始めてみて見えてくることがあると思うので、運用実績次第で米国を増やす、新興国を減らす等の打ち手を決めたいと思います。
日本株
日本株は今まで同様、高配当銘柄への投資を継続します。やはり日本円で配当が貰えること、株主優待が貰えること、外国株式には無い魅力だと思っています。
現時点保有銘柄は以下の通り。
日本株
・JT
・サムティ
・ひろぎんホールディングス
・三菱商事
・あおぞら銀行
・オリックス
・三菱UFJフィナンシャルグループ
・日本電信電話
・KDDI
・ソフトバンク
・日本管財
元々始めた投資スタンスが高配当・増配銘柄への投資スタンスのため、ここは高配当個別株で運用していこうと思います。
すでに長谷工コーポレーションや三菱HCキャピタル(旧三菱UFJリース)などは利確し、更に銘柄は厳選し全体の2割程度となる様リバランスします。
https://kirin-kabu-life.com/haseko-2020/
https://kirin-kabu-life.com/mitsubishi-ufj-lease-2020/
2銘柄とも高配当&増配が見込まれるおすすめの銘柄です。
先進国(米国メイン)
基本的には米国です。資産の6割を米国をメインとしたETF&投資信託&個別株で運用します。
更にこの6割の中でコア・サテライト運用をしていこうと思います。中国やインドが急速に経済成長していますが、やはり米国市場の成長に少なくとも向こう10年は及ばないと思います。
これまで米国グロース株、高配当株、高配当ETFなど色々試してきましたが、配当金も元本が少ないとあまり旨味を感じないのが正直な所です。
更に配当金の受取にも税金が掛かります。
今後長い運用期間でのトータルリターンを考えると、再投資型のインデックス投資に勝るものはないとつくづく感じています。
更にインデックスはGAFAMを筆頭に米国市場成長の象徴とも言えるS&P500にしたいと思います。
※引用元:YAHOOファイナンス
この様にS&P500は過去10年見ても右肩上がり。この先10年あるいはそれ以上先も右肩上がりで成長を続ける可能性は極めて高く、この米国の経済成長の恩恵を受けるための銘柄選定をしたいと思います。
その上でコア・サテライト運用のコアとサテライトは以下で構成します。
コア
S&P500に連動する投資信託のeMAXIS Slim米国株式、ETFのVOOをコアとして米国株の内6割を占める様にリバランスします。
・eMAXIS Slim米国株式(S&P500) ⇒ 楽天証券で毎月5万円楽天カードで積立
・VOO(バンガード・S&P500 ETF) ⇒ スポット買い
基本的には共にS&Pに連動する投資信託のeMAXIS Slim米国と米国株ETFのVOOを積み立てます。投資信託のeMAXIS Slim米国は楽天証券で楽天カードで積み立てます。
楽天証券は月5万円までは投資信託を楽天カードで積み立てると1%ポイントが還元されます。もうこの時点で利回り1%が確定しているためおすすめの積立方法です。
VOOはスポット買いで不定期に買い増ししていきます。
サテライト
ETF
・SPXL(Direxion デイリーS&P 500ブル 3倍ETF)
・TECL(Direxion デイリーテクノロジー株 ブル3倍ETF)
・VEA(バンガード・FTSE先進国市場(除く米国)ETF)
個別株
・AAPL(アップル)
・AMRS(アミリス)
SPXL、TECLは3倍のレバレッジがかかるETFです。SPXLはVOOの3倍上昇し3倍下落します(厳密には違いますが)。上昇局面でポジションを取っておくと資産形成が加速されます。
※引用元:楽天証券
基本的に成長を続けるS&P500に3倍のレバレッジが掛かったETFであるSPXL。コロナショック時は20ドル台まで大暴落していますが、基本的にガチホでプラスになっています。
ボラティリティが大きいですが、上昇局面では大きな威力を発揮する点が最大の魅力です。
また、個別株は今まで通り小型~大型まで利確&損切りを行います。現時点ではAAPL、AMRSを保有していますがAMRSは半分ほど利確してポジションを落とそうと思います。
新興国
中国やインドなどの新興国(中国はもはや違う?)の経済成長の恩恵も資産運用に反映したく、こちらはVWO一択です。
新興国株
・VWO(バンガード・FTSE・エマージング・マーケッツETF)
似た様なETFにEEMがありますが、違いはEEMの構成比率2位が韓国に対してVWOは韓国がありません。が正直韓国市場にはあまり魅力を感じていないため、VWOで良いと思っています。
仮想通貨はETF待ち
現在BTCなどの仮想通貨が軒並み高騰しており、資金が大量に仮想通貨に流れていますね。
麒麟はと言うと、楽天ポイントの端数でわずかに保有しているのみです。理由は税制があまりに厳しいこと、通貨として使っても結局利益に課税されること、損している場合は損益通算できないこと、などの理由から仮想通貨にはどちらかというと否定的です。
ですが、仮想通貨に資金が流れており市場が急成長していることも事実。
この成長を資産に買えるツールとして、MARA、RIOTなどの仮想通貨銘柄がありますが、正直ボラティリティが大きすぎます。
仮想通貨ETFの登場を待ちたいと思います。
まとめ
長期投資前提で日本株は高配当銘柄のインカム狙い、米国株は小型株メインのキャピタル狙いの投資スタンスを取ってきましたが、昨今の株式市場の資金移動を見て以下の様に変更します。
・インデックス投資の優秀さ(指数、税金)
・インデックスの中ではS&P500がパフォーマンス良
・コア&サテライト投資とし、コアはS&P500投信とETF
・米国以外の経済成長の恩恵も得たい
・日本:先進国(米国):新興国=2:6:2でポートフォリオを組む
リスクがありボラティリティの大きい米国株は、日本に住む以上睡眠時間が削られる等、私生活への影響が確実に出ます。
そこでリスクを取るよりも、長期目線で着実に資産を増やせること、夜も安心して眠れること、必要に応じてSPXLなどハイリスク・ハイリターンも狙えることから、コア&サテライト運用が今の自分には合っていると感じています。
少しずつ目標とする資産割合にリバランスしていこうと思います。