投資スタイル

高配当銘柄に投資し続ける理由。それは会社への依存度を減らし精神的安定を得るため

 こんにちは麒麟です。

配当金・分配金を得ることを目的として、主に日米の高配当&増配銘柄に対して投資を続けています。

 普段の生活の中で家計を見直し節約しつつ、投資資金を確保しほぼフルインベスト状態で投資をしています。

 この様に多少窮屈との言える生活の先にはどんな世界が待っているのでしょうか。

守るべきものがある場合、リスクを常に意識するべき

 私は妻子供1人の3人家族で、マイホームも建てているごく普通のサラリーマンです。

 大学卒業後、世間では大手と言われるメーカーに就職し、結婚、妻の出産、マイホーム購入と、人生の一大イベントは大概経験してきました。

 その一大イベントの後に残るものは、住宅ローン、子供の養育費、家族との思い出作り。全てお金が必要です。

 そのお金を得るために体に鞭打ってひたすら働き続ける。

 働き方の自由度が大幅に広がった現代においても、その様な考え方が未だに根強く残っていますね。

 ですが、働き続けてその対価として労働収入を得ることは、あくまで心身共に健康であり続けることが大前提です。

 今身体を壊したらどうするか。心の病に陥ったらどうするか。

 働けなくなるリスクは0ではありません。働けなくなり収入が0になってしまうリスクといかに向き合っていくかが、長い人生の中で必要なことと認識しています。

 自分の役目は少なくとも収入の面で家族を路頭に迷わせることはしない、ことだと認識しています。

驚くほど会社への依存度が高い

 日本企業はひと昔程ではありませんが、終身雇用が未だに一般的で入社したら定年まで勤め上げることが当たり前と言えます。

 もちろん一つの会社でサラリーマンとして勝負し、働き続けることに生き甲斐を感じる人も中にはいます。仕事が趣味と考えるタイプです。

 ですが私の会社一つとってみても、周りは全てがそういう人ばかりではありません。

 私の会社は激務ですが離職率は決して高くなく、一見ホワイトカラーにも見えますが、周りを見渡してみると、住宅ローンを払うために会社を辞められず、会社に必死にしがみ付いている人(俗に言う社畜)も少なくありません

 精神的に参っていても会社に依存し続けないと、生活を維持できない状況に陥ることは、本人のみならず家族も幸福度は決して高いとは言えないのでは無いでしょうか。

 ましてや少子高齢化が進み、人口も減少に転じている日本において、会社に70歳までしがみ付かざるを得ない時代がすぐそこまで来ています。

 70歳まで朝から晩まで働き通して、退職した後に何年健康に過ごせるでしょうか。

配当収入は精神安定剤になる

 高配当&増配銘柄への投資の根底にある考え方は、給与所得以外のキャッシュフローをいかに構築するかです。

 給与所得にのみ依存すると、身体的、または精神的要因などで休職してしまうと、収入が絶たれてしまいます。そうなれば自分だけでなく家族が路頭に迷うことになります。

 うつ病などの精神疾患は一概には言えませんが「この先生きていけるか」「どうやって家族を養っていくか」に代表される様に「将来への不安」によるものが大きいです。

 よく1億円でうつ病が治る、などと揶揄されることがありますが、これは1億円により将来への不安が緩和されることにより、うつ病の症状が緩和された、と言い換えることも出来ますよね。

 誤解を恐れずに言うと世の中お金で解決できることが多く、お金があることによる精神的安定は大きなものがあります

まとめ

 私が高配当・増配銘柄に投資し続ける理由を以下まとめます。

家族を路頭に迷わせないためのリスク対応

会社への依存度を下げるため

精神的安定を得るため

 投資をする理由は「生活の足しにしたい」「お小遣いが欲しい」など様々だと思います。

 ただ、家庭を持つと様々な責任を負う必要があります。その責任を少しでも重荷に感じないための手段として投資があると私は考えています。

 精神的負担が少しでも軽減でき、金銭的な余裕が生まれれば、不思議なことに家庭環境もより良くなるものです。

 精神的余裕を生み出す手段として高配当&増配銘柄への投資を今後も続けていきます。

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株式への投資をメインとし、債券、不動産などへ分散投資するスタンス日本株は配当金を目的とした高配当&増配銘柄への投資を基本的なスタンスとしています。米国株はETFをメインに個別株を織り交ぜる形でポートフォリオを組んでいます。とにかく米国銘柄は株主還元の意識が日本とは比較にならない程高く、連続増配企業も数多くあります。...
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