こんにちは麒麟です。
証券会社にも様々な種類があります。大手証券会社だと野村證券、大和証券やネット証券だとSBI証券、楽天証券、マネックス証券などです。
これだけ種類があればどの証券会社で口座を開設し、資産運用していけば良いかよくわからない方も多いのでは無いでしょうか。
証券会社は手数料の安さ、取扱い銘柄の多さ、アプリの使いやすさ等、それぞれ特徴を持っているため、投資スタンスに合った証券会社を選択することが重要です。
私の場合は日本株、米国株をメインに高配当銘柄への投資がメインであるため、この2つに投資するにあたってメリットのある証券会社を選んでいます。
この記事では、日本株&米国株の資産運用に適した証券会社についてご紹介します。
日本株投資なら貸株の使い勝手で楽天証券
日本株式投資なら楽天証券がおすすめです。私も日本株は楽天証券メインで保有&運用しています。
おすすめの理由は以下の通りです。
・ネット証券ならではの取引手数料の安さ
・スマホアプリ「iSPEED」の使い勝手が良い
・貸株の設定がしやすい
スマホアプリ「iSPEED」の使い勝手が良い
楽天証券で取引する方法は、楽天証券HPかスマホアプリ「iSPEED」の2種類があります。
特にスマホアプリのiSPEEDが便利で、これ一つでポートフォリオの管理や株式投資が可能です。
米国株は主にSBI証券で購入していますが、SBI証券のスマホアプリでは米国株取引ができず、やや使い勝手が悪いです。
その反面iSPEEDでは米国株の取引きが簡単にできるため、SBI証券で取り扱いをしていないエイリス・キャピタル(ARCC)などのBDC銘柄は楽天証券で取引しています。
https://kirin-kabu-life.com/arcc10/
貸株の設定がしやすい
貸株とは、保有する株式を証券会社に貸付ることを指します。貸し付けることで利息を受け取ることができます。
保有する株式を貸株すると、保有権は証券会社に移管されることが大きな特徴です。
これが大きなポイントで、例えば株主優待で「○○年以上保有すると優待がグレードアップする」という条件がある企業も存在します。
例えばオリックスだと、100株を3年以上保有するとカタログギフトがグレードアップするという保有条件があります。
貸株すると保有権は証券会社に移るため、個人としての保有期間としてカウントされません。
楽天証券の何が良いかと言うと、貸株のコースを以下の様に決定できることです。
金利優先
貸株金利の取得を優先し、株式の自動返却をしない
株主優待優先
株主優待の取得のため、株式の自動返却をする
株主優待・予想有配優先
株主優待と配当金取得のため、株式の自動返却をする
金利優先
基本的に証券会社に株式を貸しっぱなしにする状態です。株主優待や配当金の権利取得日も所有権は株主ではないため、配当金が受け取れません。
ですが楽天証券で貸株をするメリットは、権利確定日に貸株をすると金利が5倍になる点です。
権利確定日に所有権が株主に無い場合は、配当金や株主優待を得る資格を失うことになるため、一見してデメリットの様に思えますが、配当金も株主優待も無い銘柄を保有している場合は、メリットがあります。
例えば、株主優待が無く無配になってしまい売るに売れない株式は、権利確定日に株式を持っておく意味が無いので、金利優先が最も有効活用できると言えます。
基本的には、こんな株を持たないことが重要ですが、予想に反して業績が悪化した、コロナショックをもろに受けてしまった、等の株式を有効活用できます。
株主優待優先
株主優待の権利確定日に株式が自動返却されます。株主優待を得るためには権利確定日に株式を所有している必要があります。
権利確定日だけ株式を返却してもらい、それ以外の日は貸株するという効率的な使い方ができます。
株主優待が充実しており、配当金が無配or極めて低い株式に向いています。
株主優待・予想有配優先
株主優待・配当金の権利確定日に株式が自動返却されます。株主優待に加えて配当金の権利確定日にも返却してもらえます。
私の投資スタンスは配当金狙いであるため、保有するほとんどの株式でこのステータスで貸株をしています。
なお、コースに関わらずNISA口座で保有する株式は貸株できないため注意。
米国株投資なら米ドル買付手数料でSBI証券
米国株の個別株&ETF投資ならSBI証券がおすすめです。私も米国株はSBI証券で保有&運用しています。
SBI証券の大きな特徴として、外貨手数料が圧倒的に安いことが挙げられます。
米国株の買付方法は主に、円貨決済と外貨決済の2つあります。円貨決算は証券会社で円貨⇒外貨に両替する手数料が乗ってきます。
外貨決済は、米国株からドルで受け取る配当金・分配金や、保有する外貨から決済する方法です。
外貨を保有するためには円貨からの両替が必要ですが、楽天証券では25銭掛かりますが、SBI証券(住信SBIネット銀行)ではなんとたったの4銭です。
両替は住信SBIネット銀行で可能です。
米国株投資をするならSBI証券での口座開設は必須です。
まとめ
日本株&米国株の高配当銘柄への投資スタンスの場合は日本株は楽天証券、米国株はSBI証券がおすすめです。
日本株投資は楽天証券がおすすめ
・取引手数料が安い
・スマホアプリ「iSPEED」が超便利
・貸株の使い勝手が良い
米国株投資はSBI証券がおすすめ
・外貨両替手数料がたったの4銭
ただ、松井証券は少額投資であれば売買手数料が無料であるなど、証券会社それぞれにメリデメがあるため、投資スタンスに合わせて証券会社を選択すると良いでしょう。