こんにちは麒麟です。
コア・サテライト投資へ投資スタンスを変更しています。
そのコアの銘柄がこのVOOです。長期投資をする上でコアとなりうる銘柄は、長期的に成長し続ける期待値とトータルリターンが高いことですが、S&P500に連動するVOOは正に打ってつけの銘柄と言えます。
ここではそんなVOOについてご紹介します。
VOOは米国S&P500の銘柄に分散投資するETF
VOOは、GAFAMをメインとした米国大企業500銘柄で構成されるS&P500指数に連動するETFです。
成長著しい米国大企業にこれ1本で投資できる優れものです。同じバンガード社で全世界の株式に投資&運用するVTというETFがありますが、VOOはその内米国構成銘柄を抜き出して濃縮した様な銘柄ですね。
【参考】バンガード・トータル・ワールド・ストックETF(ティッカー:VT)
・運用会社:バンガード
・配当利回り:1.41%
・配当金:5.38USドル
・配当回数:4回/年(3,6,9,12月)
・インデックス:S&P500指数
・信託報酬:0.03%(年率)
信託報酬は0.03%とかなり低く抑えられていることも人気の一つの理由です。先ほどご紹介したVTが0.08%で十分安いですがVOOはそのVTの半分以下ですからね。
VOOのポートフォリオ
VOOはS&P500構成銘柄に投資しておりますが、やはり構成銘柄の上位はGAFAM+テスラでこれらだけで全体の2割程度を占めています。
2021年3月末時点で509銘柄で構成されています。
※引用元:バンガード・インベストメンツ
構成銘柄1位はアップル(AAPL)で上位5位までGAFAMが占めています。Alphabet Inc.はGoogleの持株会社です。
そして6位もテスラ(TSLA)と米国の名立たる企業で構成されています。
長期保有のコア銘柄としての保有向き
VOOは500を超える米国の大企業に投資&運用しており、右肩上がりで成長しているS&P500指数に連動するETFのため、長期保有に非常に向いているETFと言えます。
麒麟はコア・サテライト投資のコア銘柄とすべく積立中です。
以下過去10年間の株価の推移ですが、コロナショックによる一時的な下落はあるものの、長期的にみると右肩上がりで上昇しています。
※引用元:楽天証券
素晴らしいチャートですね。コロナで大きく下落しているものの、その後は何も無かったかの様に成長を続けています。
ちなみに以下がS&P500のチャートです。
当たり前ですがVOOはこのS&P500に連動して株価が動きます。S&Pの成長が止まる時は世界滅亡の危機にある時だと思います。
その時は、米国のみならず世界中の経済が破綻していると思います。何が言いたいかと言うと、S&Pに投資しない理由がありません。
この最強のインデックスに連動するVOO。コア銘柄として保有し続けようと思います。
ちなみに、このS&P指数に3倍のレバレッジがかかるSPXLというETFは、このS&Pの成長の3倍の恩恵を受けることができます。
下落時も3倍ですので諸刃の剣ですが、うまく使いこなせば資産を一気に増やすことができます。
まとめ
VOOは右肩上がりの米国の経済成長を資産に変換できる、長期投資のコア銘柄としたい米国株ETFです。株価の上昇と分配金を受け取りながら、トータルリターンを高めていくことに非常に適した銘柄です。
VOOについて以下まとめます。
・長期保有のコア銘柄として非常に向いている
・GAFAM+テスラを中心に米国の主要成長銘柄に分散投資
・過去10年株価は長期的には右肩上がり
・配当利回り:1.41%(2021/4/16時点)
・配当回数:4回/年(3,6,9,12月)
・信託報酬:0.03%(年率)と非常に低くVTの半分以下
麒麟は今月より投資方針を米国株メインのコア・サテライト投資へ切り替えました。VOOはその中核を担う銘柄です。
投資方針については以下を参照ください。
米国の成長に今後も期待しましょう。