こんにちは麒麟です。
7大商社の中でも高配当銘柄として知られる住友商事。
そんな高配当株狙いの投資スタンスであれば保有候補に挙がる住友商事について、特徴をご紹介します。
住友商事は7大商社の中でも高利回り
住友商事株式会社は7大商社の一角を担う総合商社です。事業としては、金属、機械、インフラ、メディア&デジタル、生活、資源と手広く展開しています。
ちなみに7大商社とは、三菱商事、伊藤忠商事、三井物産、住友商事、丸紅、豊田通商、双日を指し、総じて商社株は高配当です。



商社株好きな私も住友商事に限らず保有しています。
高利回り銘柄で私も保有していましたが、8/末のウォーレン・バフェットによる5大商社株の各5%買付の報道後株価が急騰したタイミングで利確しました。

住友商事は株価が1株当たり1300円前後と購入の金銭的ハードルがそこまで高くなく、高配当銘柄へ投資するなら間違いなく候補となる銘柄です。
住友商事の配当金と業績
住友商事の配当金と業績、配当性向を見てみましょう。
住友商事の配当金は配当性向30%維持の方針

住友商事の配当金は配当性向(利益に対する配当金の割合)を30%前後に維持する方針を発表しています。
20年3月期は100周年記念配当の10円を加えた80円でしたが、コロナ禍による業績悪化を受け、記念配当を除いた70円で据え置きとなりました。
配当金が業績連動型である高配当銘柄としては、あおぞら銀行(8304)が挙げられます。

コロナ禍の様な大きな減益をくらう場合は、配当性向維持の観点でまず間違いなく減配リスクがあると言えるでしょう。
業績と配当性向

配当性向はここ6年できれいなバスタブ曲線を描いています。
18、19年の業績が目立ち配当金も順調に上昇していましたが、20年度は利益は半分近くまで落ち込み、コロナショックにより21年3月期の営業利益予想は1100億円です。
それに伴い当初配当性向30%維持の方針に対して、67.2%まで上昇しています。
更なる業績悪化となると減配のリスクがあるため、業績は要チェックです。
まとめ
住友商事は7大商社の一角で、比較的安価に100株買えるため個人投資家に非常に人気のある銘柄です。
以下住友商事についてまとめます。
・配当利回り:5.1%(9/8時点)
・配当性向:30%維持
・配当金は業績連動型のため、業績チェックが重要
・株価が1300円前後(9/8時点)と比較的手が届き易い
・株主優待は無し
住友商事は7大商社の中でも高配当の部類に入り、銀行株、商社株、通信株好きの私も保有していました。
ですがこれ以上業績が下がれば減配リスクもあるだけに、高配当狙いの長期保有の場合は、ポートフォリオでの保有率に注意が必要です。