J-REIT

スターアジア不動産投資法人(3468)はトップクラスの高利回りを誇る総合型J-REIT

 こんにちは麒麟です。

日本株に対して基本的に高利回りであるJ-REIT(リート)。そのJ-REITの中でも、2020年9月現在で最も利回りの高いスターアジア不動産投資法人についてご紹介します。

スターアジア不動産投資法人は総合型REIT

 スターアジア不動産投資法人は、2015年6月に設立されたスターアジア投資顧問株式会社が運用するJ-REITです。私も保有しています。

 東京圏を中心とした地域とアセット(オフィス系、住宅系などの用途)が共に分散された総合型J-REITです。

・利回り 7.59%(9/22時点)

・分配金 3436円/1口(第9期決算)

・決算月 1月/7月 ⇒ つまり分配金は4月/11月

・投資対象 総合型

・投資地域 東京圏中心

・格付け JCR格付:A-(安定的)

 利回りがJ-REITの中で最も高いこと(9/22時点)。株価も現時点で1口当たり43650円(9/18終値)なので比較的買いやすい価格となっています。

スターアジア不動産投資法人のポートフォリオ

 スターアジア不動産投資法人は、東京圏オフィス系を中心とした地域分散&アセット分散が効いた、バランスの取れたJ-REITです。

 以下アセット構成です。

アセット(用途)構成比率
オフィス系40.9%
物流系18.4%
住宅系15.3%
ホテル系12.2%
商業施設系11.7%
その他1.4%

 アセット別で見ると、オフィス系が4割以上を占め、コロナ禍による巣ごもり需要が見込まれる物流系、安定の住宅系の3アセットで7割以上を占めるポートフォリオとなっています。

 以下の記事で紹介している通り、コロナショックで投資したいアセットであるオフィス系、物流系、住宅系の三拍子揃った魅力的なJ-REITです。

【2020年度版】コロナショックで取るべきJ-REITへの投資スタンス。巣籠り需要でやっぱり物流系?  こんにちは麒麟です。 高配当銘柄へひたすら投資し続けて、インカムゲインによるキャッシュフローを太くしていきます。その中で、目標...

 その上この高配当ですからね。

 次に地域構成です。

投資地域構成比率
東京主要5区33.8%
東京23区5.7%
関東地区31%
中部・近畿地区20.5%
その他(九州など)8.9%

 少子化による人口減少に転じた日本にありながら、東京圏は人口流入により増加傾向です。コロナ禍とは言えオフィス系の需要は大幅に減少することは無いと見込んでいます。

 上記の様に、スターアジア不動産投資法人は関東地区で7割近くを占め、残りは大阪、名古屋、福岡などの主要都市に一応分散されています。

 不動産投資でのリスクの一つとして、東日本大震災級の大地震がありますが、地域分散がある程度されているため一極集中と比較してリスク分散が効いています

まとめ

 スターアジア不動産投資法人は、高利回りでかつアセット&地域分散の図られたバランスの取れた総合型J-REITです。

 以下特徴をまとめます。

利回りがJ-REITの中で1位(7.59%)

投資地域は人口増加傾向の東京圏が中心で適度に分散が効いている

オフィス系、物流系、住宅系がメインでコロナ禍需要にマッチ

 今月から買い始めたJ-REITですが、スターアジア不動産投資法人も購入しました。値動きを見て今後も買い増ししていく方針です。

 高配当&増配銘柄への投資スタンスで、かつアフターコロナの状況を考慮するとうってつけの銘柄だと思います。

 投資スタンスについてはこちらも参照ください。

株式への投資をメインとし、債券、不動産などへ分散投資するスタンス日本株は配当金を目的とした高配当&増配銘柄への投資を基本的なスタンスとしています。米国株はETFをメインに個別株を織り交ぜる形でポートフォリオを組んでいます。とにかく米国銘柄は株主還元の意識が日本とは比較にならない程高く、連続増配企業も数多くあります。...
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