こんにちは麒麟です。
8/4の決算発表にて双日が減配(17円⇒10円)を発表しました。私も双日株を保有していましたが、減配したので買値まで株価が戻るのを待って全て売却しました。
ですが、減配しても配当利回りは9/4時点で4.13%(税引き前)と依然高水準です。
そんな高配当株狙いの投資スタンスであれば保有候補に挙がる双日について、特徴をご紹介します。
双日は7大商社の中でも高利回り
双日株式会社は7大商社の一角を担う総合商社です。事業としては、機械、航空宇宙、エネルギー、化学、生活、スポーツと手広く展開しています。
ちなみに7大商社とは、三菱商事、伊藤忠商事、三井物産、住友商事、丸紅、豊田通商、双日を指し、総じて商社株は高配当です。



商社株好きな私も双日に限らず保有しています。
高利回り銘柄で私も保有していましたが、8/4に減配が発表されたことを受け、ポートフォリオのリバランスのために買値に戻ったタイミングで全て売却しました。

双日は株価が1株当たり250円前後と購入のハードルが低く、3万円あれば100株購入できる上、高利回りであるため、高配当銘柄へ投資するなら間違いなく候補となる銘柄です。
双日の配当金と業績
双日の配当金と業績、配当性向を見てみましょう。
双日の配当金は業績連動型

双日の配当金は配当性向(利益に対する配当金の割合)を30%前後に維持する方針を発表しています。
当社は、株主の皆さまに対して安定的且つ継続的に配当を行うとともに、内部留保の拡充と有効活用によって企業競争力と株主価値を向上させることを基本方針とし、経営の最重要課題と位置付けています。2018年4月にスタートした3か年計画「中期経営計画2020」では、この基本方針の下、連結配当性向30%程度を基本としています。
引用元:双日株式会社
つまり、業績に応じて増配減配があり得るということです。多少の減益では配当は維持しますが(例19年⇒20年)、今期コロナ禍の影響をもろに受けて大幅な減益でしたので、配当金も10円(1株当たり)に下がっています。
配当金が業績連動型である高配当銘柄としては、あおぞら銀行(8304)が挙げられます。

コロナ禍の様な大きな減益をくらう場合は、配当性向維持の観点でまず間違いなく減配リスクがあると言えるでしょう。
業績と配当性向

公言通り、配当性向はここ5年で30%前後を維持しております。業績は2019年に最高益をたたき出し、配当金も17円に増配されました。
20年期は減益でしたが配当金は17円で据え置きでした。しかし、21年はコロナ禍の影響をもろに受けており、60%近くの大幅な減益となり減配となっております。
まとめ
双日は7大商社の一角で、3万円あれば100株買えるため個人投資家に非常に人気のある銘柄です。
以下双日についてまとめます。
・配当利回り:4.13%(9/4時点)
・配当性向:30%維持
・配当金は業績連動型のため、業績チェックが重要
・株価が250円前後(9/4時点)と安価で買付しやすい
・株主優待は無し
双日は7大商社の中でも高配当の部類に入り、銀行株、商社株、通信株好きの私も保有していました。
業績を見てまた買おうと思います。