日本株

積水ハウス(1928)の株価・銘柄分析。高利回りの大手ハウスメーカーで配当月は4.10月

 こんにちは麒麟です。高配当&増配株にひたすら投資し続ける生活を送っています。

 大手ハウスメーカーの中でも高利回りの部類に入る積水ハウス。重厚で上品な外観が特徴のハウスメーカーですね。

 ここでは、積水ハウスについてご紹介します。

※画像は積水ハウスHPより引用

積水ハウスは大手ハウスメーカー

※引用元:積水ハウスHP

 積水ハウス株式会社は、戸建&賃貸住宅事業、マンション事業などを手掛ける総合ハウスメーカーです。

 CMでお馴染みのハウスメーカーのため戸建のイメージがあると思いますが、賃貸やマンション、不動産など事業は多岐に渡ります。

 積水ハウスの戸建は坪単価も中々のお値段ですが、重厚で高級感のあるモデルであることが特徴です。

 そのエレガントさに惚れ惚れしますよね。一度でいいからこんな家に住んでみたい、と思わせる商品が特徴です。

積水ハウスの配当金と業績

 積水ハウスは配当利回りは4.58%(11/9時点)と上場企業の中では高利回りの部類に入り、配当性向は40%前後と極めて安定的で、配当余力も十分あります。

 また、高利回り銘柄では数少ない配当月が4.10月です。一般的に高配当銘柄は3.9月か6.12月であることが多く、配当月にどうしても偏りがでますが、積水ハウスを保有していれば、配当の少ない4.10月に配当を受け取ることができます。

 また、大手ハウスメーカーであるダイワハウスや住友林業などと比較すると、高配当銘柄であると言えます。

配当金

 ここ数年は増配傾向にあります。また、21年度は様々な業種でコロナ禍による需要減の影響を受け減配している中で、積水ハウスは増配しています。’21/1は記念配当により86円となっています。

業績と配当性向

 このコロナ禍で建築業界も需要が減少し業績に影響が出ていますね。積水ハウスは株主還元の指針として配当性向40%以上を掲げており、21年度は48.9%と50%近くとなっておりますが、需要回復とともに40%前半に落ち着いていくのではないでしょうか。

 いずれにせよ配当性向40%以上は、株主への還元意識の高さを示していると言えます。

 配当余力も十分のため、今後の増配も期待できる銘柄です。

株価

 過去5年間の株価の推移です。

 過去5年間は1800円前後で推移しています。コロナショックによる需要の落ち込みで、2020年3月は一時1600円台まで落ち込みました。建設業は結構打撃を受けていますね。

※引用元:楽天証券

積水ハウスの株主優待はみんな大好きお米

 積水ハウスの株主優待は「新米魚沼産コシヒカリ(5kg)」です。

 毎年1/31時点で1000株以上保有していれば、その年の10月下旬から11月上旬にかけて郵送されます。

 優待を受ける条件が1000株以上であることがややハードルが高いですが、お米は生活必需品ですので貰えると嬉しいものですよね。

 コツコツ買い増ししてGETしたい所です。

まとめ

 積水ハウスは、大手ハウスメーカーとして安定した業績を残しています。また、高利回りで配当余力も十分残しています。

 以下まとめます。

・配当利回り:4.58%(11/9時点)

・高配当銘柄では珍しい4.10月配当

・配当性向は40%前後で配当余力も十分

・株主優待は新米コシヒカリ(5kg) ※1000株以上保有

 業績がこのコロナ禍であっても好調で、平均を上回る配当利回りと十分に配当余力を残していることから、投資対象として非常に魅力的だと思います。

 タイミングを見てぜひ保有したい銘柄ですね。

 高配当銘柄への投資スタンスはこちらにまとめています。

株式への投資をメインとし、債券、不動産などへ分散投資するスタンス日本株は配当金を目的とした高配当&増配銘柄への投資を基本的なスタンスとしています。米国株はETFをメインに個別株を織り交ぜる形でポートフォリオを組んでいます。とにかく米国銘柄は株主還元の意識が日本とは比較にならない程高く、連続増配企業も数多くあります。...
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