投資スタイル

JTの減配(154円→130円)に見る分散投資と業績&配当性向チェックの重要性

 こんにちは麒麟です。

 たばこ事業という依存性が高く、また参入障壁の高い事業を独占的に手掛ける日本たばこ産業(以下JT)。

JT以外の国内企業はたばこ事業への新規参入は不可能です。

 その上政府も株式を一定数保有し、たばこの製造&販売を唯一認めていることから、その特殊性から異常に高い配当性向(利益に対する配当金の割合)でリスクは承知の上で、その高い配当利回りから保有している方も多いのでは無いでしょうか。

 それもそのはず。

 JTは日本国内で時価総額19位の超巨大企業であり、たばこという極めて依存性の高い製品を競合無しで製造&販売、そして連続減配無しときたら、株式投資している人ならまず目に付く銘柄です。

JT(2914)は日本株屈指の高利回り銘柄。国内で唯一たばこ製造の独占権を持つ特殊企業  こんにちは麒麟です。 JT(日本たばこ産業)は、国内で唯一たばこ製造の独占権を持っている企業です。その特殊性の高さから日本株屈...

 私も200株だけですが保有しています。

 そんな高配当銘柄の代名詞ともいえるJTもついに減配(154円→130円)し、発表翌日の2/10は株価は160.5円も下がりました。

 高配当ホルダーの誰もが恐れる減配からの株価暴落というシナリオですが、今回ほど分散投資と業績&配当性向のチェックの重要性を認識したことはありません。

JTは近年業績低迷し配当性向激高だった

 JTの業績はここ3年間はやや低迷しており、配当性向も90%近くとかなりの高水準でした。

 業績は右肩下がりで配当性向も90%近いため、これだけ見ると「収益減ってるのに配当維持のため無理して配当出している企業」と言えますね。

 ですが私はJTのたばこ事業における寡占性、かつ全世界でたばこ需要はその依存性から簡単に減らないと考えていたため、ポートフォリオの一部に加えていました。

 需要が減らないから収益も大幅に落ちない。大幅に落ちないから減配しない。万が一減配しても以前高配当銘柄であることに変わりは無い。

 そういう考えでJTは例外的に保有しています。

 今回の減配で狼狽売りするホルダーも多いでしょうが、私は継続して保有します。

 前述の通り想定の範囲内だからです。減配しても130円で依然高配当ですからね。


分散投資しているからこそJT保有できる銘柄

 もう一つJTを継続保有する理由は、分散投資をしているからです。

 私は日本株は10銘柄以上に分散投資しており、JTは全体の5%程度。JTが前日比-7.46%株価が下落したとしても、ポートフォリオ全体で見ると数%程度でした。

 JT一点張りの漢前投資スタンスだと1日で時価総額が7%以上削られる訳ですから、心理的ダメージは大きく考えた私には耐えられそうにありません。。

 ですが資産を多くの銘柄に薄めて投資することで、JTの様なハイリスクハイリターンの銘柄も保有することができると考えています。

 ただ、JT一点張りでリスクを取ってリターンを得ることも一つの投資スタンスであり、価値観は人それぞれですのであくまで1投資家の意見として捉えて頂ければと思います。


まとめ

 今回のJTの減配は、株主優待廃止などの減配を匂わせるアクションもなく、前触れなく発表されました。

 JTドSですね 笑

 JTいつかはこんな日が来ると頭では分かっていましたが、いざ減配となると凹みます。

 ですが高配当銘柄に投資している以上、減配&株価暴落のリスクは付き物

 そのリスクを認識し資産を増やしていく上で、今回ほどその銘柄固有のリスクを理解し、それを踏まえて分散投資することの重要性を実感したことはありません。

株式への投資をメインとし、債券、不動産などへ分散投資するスタンス日本株は配当金を目的とした高配当&増配銘柄への投資を基本的なスタンスとしています。米国株はETFをメインに個別株を織り交ぜる形でポートフォリオを組んでいます。とにかく米国銘柄は株主還元の意識が日本とは比較にならない程高く、連続増配企業も数多くあります。...

 減配&株価暴落の心理的ダメージは私生活にも影響するもの。楽しい高配当生活を送る上でも、ある程度自分の中での投資ルールを持ち、分散投資を心掛けたい所です。

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