日本株

ブリヂストン(5108)の株価・銘柄分析。コロナ禍で打撃も自動車需要回復で業績回復傾向

 こんにちは麒麟です。

コロナ禍に起因する需要低減による業績悪化で、減配を余儀なくされた企業は数多くあります。

 かつて高配当銘柄の筆頭であったブリヂストンもその一つですね。ブリヂストンは20年12月期で赤字に転落し、19年比で160→105円と大幅に減配しています。

 ですが自動車需要も一時期の落ち込みに対して回復傾向で、自動車用タイヤを主力製品とするブリヂストンも、業績は回復傾向にあり、配当も元にもどるのではと予想しています。

 そんな自動車用タイヤの雄ブリヂストンについてご紹介します。

ブリヂストンはゴム製品大手

 株式会社ブリヂストンは、自動車用タイヤなどのゴム製品を製造&販売するゴム製品大手です。

 主力製品である自動車用タイヤは2020年時点で世界シェア1位で、日本が世界に誇るメガサプライヤーです。

ブリヂストンの事業内容

タイヤ・ホイール部門

・乗用車/トラック/バス用

・農建機/航空機/二輪車/自転車用

加工品部門

・自動車関連部品/事務機器用精密部品/工業用資材関連用品等

→高低圧ホース、ジョイント等

 正に世界の車輪が付いている乗り物の足回りを支えている、といっても過言ではありませんね。

 これだけのシェアを誇っているのは、他の追従を許さない技術力の高さであるからこそと思います。

 技術力で世界と戦う日本企業らしい会社で私の好きな会社です。


ブリヂストンの配当金と業績

 ブリヂストンの配当利回りは、減配の影響もあり2.58%(2021/2/5時点)と上場企業の中では低めです。

 まずは配当金です。

配当金

 ブリヂストンの2011年からの配当金です。配当月は6と12月です。

 2011年から18年にかけて毎年大幅に増配を続けてきました。株主還元の方針としては、以下の様に宣言しております。

配当につきましては、当該期の業績、財政状態に加え、中期的な利益見通し、投資計画、キャッシュ・フロー等を総合的に勘案して、連結配当性向20%~40%を目安に、安定した配当を継続的に実施することで、株主の皆様のご期待におこたえしてまいりたいと考えています。

引用元:ブリヂストンHP/投資家情報/株主・株式情報/配当金・株主還元

 ここ数年は上限である配当性向40%前後で推移していましたが、赤字を機に減配。それでも無配どころか105円も配当を出せる所は、長年の内部留保の厚さを実感しますね。


業績と配当性向

次に2017年からの業績と配当性向です。

 コロナ禍による自動車需要の一時的な落ち込みで、主力である自動車用タイヤなどの自動車向け事業が大きく業績を落としています。

 やはり自動車が落ち込むと自動車関連部品ももれなく大打撃を受ける構図ですね。

 ですがトヨタやホンダなどの完成車メーカーは、中国を始めとして自動車需要が回復しつつあり、業績も上向いています。

 ブリヂストンもタイムラグはあるものの回復傾向にあります。定性的ですが、自動車需要がコロナ前の水準に戻ればタイヤなどの自動車用ゴム製品の需要も戻ってくるはずです。

株価

 過去5年間の株価の推移です。

 コロナショックで一時3000円前後まで落ち込みましたが、2021年に入ってからはコロナ前の4000円台まで株価は回復してきています。

 自動車需要が世界的に回復してきていることが、株価に反映されていますね。

 3000円台で仕込みたかったですが、出遅れてしまいました。。


まとめ

 ブリヂストンは、コロナ禍による自動車需要落ち込みにより、2020年の業績が大幅に悪化していましたが、回復傾向にあります。

 以下まとめます。

・配当利回り:2.58%(2021/2/5時点)

・配当性向20~40%を維持する方針

・株主優待は無し

 ブリヂストンの様に世界でシェア1位を取れる日本の企業は少なくなって来たように思います。

 今後は電気自動車やドローンを筆頭に爆発的な成長を遂げている中国が、脅威となって来ます。

 私は米国株を通じてEHやNIO、NIUなどの中国銘柄にも投資をしていますが、日本人としてブリヂストンの様な世界に誇る技術を持つ企業に頑張って欲しいですし、今後も盛り上げてほしいですね。

 ブリヂストンと同じ自動車関連銘柄はこちらを参照ください。

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